キティちゃんが「うれないこ」だったなんて。- ほぼ日刊イトイ新聞

まずはじめに、もうしわけございません。

弊社の若田という者が
キティちゃんの大・大・大ファンであるため、
本日、連れてきてしまいました。

あ、そうですか（笑）。

（非常に恐縮しつつ）はい。

本来ですと
取材などに同行する仕事ではないのですが、
なにしろ
会社のデスクもこのような状態でして‥‥。

あー‥‥。

（非常に恐縮しつつ）すっ、すみません。

いや、別に謝らなくっても（笑）。

本人、昨日から、たいへん緊張しております。

それでは、さっそくですが
今回、コラボレーションをさせていただいた
キティちゃんのほぼ日ハラマキ、
「このような感じで
　できあがってまいりました！」
というご報告をさせてください。こちらです。

あ、高級感があって、いいじゃないですか。

わあ、ありがとうございます！

キティのハラマキって今までもあったけど、
なかでも品質感が高いと思う。

そういっていただけますと、うれしいです。
すべて国産でやらせていただいております。

これは、どこがキティ？

はい、こちらは薄手素材の製品（POCHI）で
おなかに巻いたときに
リボンの柄が浮き出るようになっています。

へぇー‥‥。

赤と白の２色展開で。

ええ。

そして、こちらが「けいとのパンツ」です。
あの、もしよかったら。

‥‥はい。

すみません、次々とお見せしてしまって。

いえいえ、大丈夫です。
やっぱり、冷え性の人って多いんですか？

多いですね。本人に自覚がなくても、
実は身体は寒がっている「隠れ冷え性」の人も、
けっこう、いるみたいです。

ゆうこお姉さんは、いかがですか？
「冷え」のほうは？

私は、ぜっんぜん冷え性じゃない。

あ‥‥そうでらっしゃいましたか。
おなかが弱い、とかもなく？

まったく。それより何より、暑がりなんで。

本日も、半袖でらっしゃいますものね。
真冬ですけど‥‥。

いやいや、冬になるとむしろ暖房が暑くて
半袖じゃなきゃいられないんです。

会社の机では
人によっては毛布をかぶってたりするのに
私だけ扇風機まわしてるくらい。

冬だからこその半袖！　しかも扇風機。

でも、体温が高くてらっしゃるぶん、
免疫力も高くて、ご健康なんでしょうね。

まあ、そうなのかなあ。
でも男子にも多いんでしょう、冷え症って？

はい、お腹を壊しやすい男性って多いです。

仕事のストレスや緊張なんかが
おなかに出ちゃうって人もいるようですし。

そういうのって、ほんと気の毒ですよね。

私の友だちの俳優さんなんかも
すごく冷え性で
トイレが近くて困るって言ってましたよ。
私なんかフライトで９時間とかあっても
一度もトイレ行かないくらいなのに。

え、すごい。なんだろう、うらやましい。

たくさん、行ってらっしゃいますもんね！
キティちゃんのサイン会で、海外。

ええ。

今、はじめて話しかけた‥‥。

はい、勇気を出して話しかけました（笑）。

それでは、ひとまず、ゆうこお姉さんに
つのる思いをぶつけてみてはどうですか。

え、いいんですか？　
じゃあ‥‥謹んでぶつけさせていただきます。

私、ほんとうに、
ちっちゃいころからキティちゃんが大好きで、
物心ついたころから、
まわりにずっと、キティちゃんがいたんです！

はい（笑）。

子どものころの写真を見ると、
なにかしら、
キティちゃんグッズを身につけているんです。

ほら、ほら。ここも。

‥‥ほんとだ。

でも、中学生くらいのときに、
いちど、「キティちゃんから卒業しよう」と
思ってしまった時期があって‥‥。

ごめんなさい。

いえいえ（笑）、いいんですよ。

あの、ちいさいころにキティ好きだったって人が
大人になって、結婚して、
女の子のお母さんになったりするじゃないですか。
そうすると、やっぱり、
自分の娘をキティのグッズで育ててくれるんです。

そうすると、その子も、キティちゃんファンに？

そうそう、だから、いちどキティから卒業しても、
また戻ってきてくれたら、うれしいですよ。

ですからわたしも、
やっぱりキティちゃんがいないとダメだって
すぐ戻ってきて、
大人になった今なんか、
多少はお金が自由になることもあって
子どものころより
たくさんのキティちゃんグッズに囲まれて、
先ほどのように
会社のデスクにもいっぱいグッズを並べて、
もう、キティちゃんに囲まれて
毎日の仕事をしているような感じなんです！

ええと、誤解のないように申し上げますと、
そのような机ではありますが
この若田、お客さま対応チームのリーダーとして
りっぱな仕事をしております。

はい（笑）。

ですから、これまでの人生、
本当に、キティちゃんと一緒に育ってきたので、
そんなキティちゃんを
ずっとつくり続けてきてくれている
ゆうこお姉さんに、
今日は、お礼が言いたくて来ました。

おお、そんな展開。

本当に、ありがとうございます！

こちらこそ（笑）、ありがとうございます。