「次の企画はカレーでやりたいね」
と、タモリさんと糸井重里の間で
この企画がもちあがったのは2年前。
「はじめてのJAZZ」本番直前の
打ち合わせの場でありました。
すでに「ほぼ日」紙上で、
意味不明の「カレー部」宣言を行っていた糸井重里。
もともと、料理には定評があり、
「いろんなカレーを作ったけど
最終的にはこれだ。
というカレーにたどり着いたね」
とおっしゃるタモリさん。
この二人ががっちりと握手をしたのでした。
(思い返せば、ちょっとアルコールも入ってました。)
それからというもの
タモリさんと糸井重里が会う度に
「やっぱり、本命はチキンでしょう」
「最近、スパイスに迷いがありまして‥‥」
などと、お互いの「カレー部」ソロ活動報告とともに
「カレー部でイベントができないかな」
という話題はいつでもでてくるのですが、
なかなか実現できないでいました。
「カレー部」のイベント、これがまぁ、実に、
言うは易く行うは難き事なのでした。
少人数で軽くやりましょう、とは言うものの、
700人を集めた「はじめてのJAZZ」や、
1500人を集めた「はじめての中沢新一」のほうが、
やりやすかったとも言えそうです。
なぜならば、
・ステージでは調理するための火が使えない。
・そもそも客席でカレーを食べることがダメ。
・そんなに大人数分のカレーは作れない。
飲食店を貸し切って少ない人数を呼べば
できないこともないのですが
それだと本当に身内だけの集まりですよね。
それからというもの
「ホテルの宴会場を借りてみては?」
「テレビ局のスタジオに
キッチンセットを組んでみては?」
「料理専門学校を借りてみては?」
と、さまざまな案も検討されてきたのですが、
主にコストと収容人数の問題で見送られてきました。
そうやって「カレー部」のイベントについては
宿題のまま2006年が
終わろうとしていたのでした。
しかし、捨てる紙あれば拾う君あり!
とうとう、会場が見つかったのです。
・それなりの量のカレーが作れる調理設備があって。
・多いとはいわないまでも
ライブハウスくらいの数の
お客さんが入れるスペースがあって。
・しかも、安く使えるところ。
そういう場所を発見したのでした。
それが、渋谷にある東京電力の施設
『電力館』だったのです。
もうここからはトントン拍子。
「それはおもしろそうですね。
電力館の休館日は水曜日です。
この日を使えば、
貸し切りでのイベントを組めますね」
と、素晴らしく前向きな回答もいただいて
ついに、このイベントは実現することになりました!
このイベントには2つのステージがあります。
ひとつめのステージは
普段は料理教室として使われている
4F、IHクッキングルーム。
ここで、来場者全員分のカレーが調理されます。
関係者やスタッフを含めると
200人近くになるでしょう。
さすがにタモリさん一人で
200人前をこなすのは大変ですから
助っ人として
「ほぼ日」カレー部とも親交も深く、
さまざまなイベントに出張しては
毎回、違ったカレーを作り続ける4人組のユニット
「東京カリ〜番長」にお手伝いをお願いしました。
この「クッキングスタジオ」とか
「カレーつくり部屋」と呼ばれる場所には
(タモリさんと「東京カリ〜番長」の
調理の邪魔になりますから)
基本的にお客さんは入れません。
このカレー作りの模様を見守るのは
「カレー見たり部屋」こと、
8Fにある「TEPCOホール」。
127名を収容するこのホールと
クッキングスタジオをケーブルで結び
カレーづくりの模様を完全生中継。
つまり、来場者とゲストは
パブリックビューイングのように
カレー作りを観戦します。
出来上がったカレーは8Fに届けられ、
ステージと客席が一体となって
カレーを食べ、
時間が許す限り感想戦(トーク)を楽しむ、
というのが大まかな流れです。
カレーを食べにくる人(ゲスト)
として予定されているのは
「続・はじめてのJAZZ」イベントの
打ち合わせも兼ねてこられる山下洋輔さん。
「この話をしたら、行きます行きますって」
と糸井重里が誘った、みうらじゅんさん。
ちょうど映画「東京タワー」が公開されたばかりの
リリー・フランキーさん。
仕事じゃないので、いつも以上に無責任になりそうです。
まさしく、この場かぎりの「密室芸」的イベントです。
このイベントは、なにせ「カレー部」例会です。
参加するには、
1.チケットを購入するという方法もありますが、
もうひとつ「カレー部活動」の
2.記者になって報道をするという方法もあるんです。
<その1.チケットを購入する>
チケット代金は3500円(税込)です。
本日より4月6日14時までの7日間が
申し込みの受け付け期間です。
申し込み人数は1〜3人までとなります。
座ってカレーが食べられる席が127席。
この席数だけのチケットを販売いたします。
お申し込み多数の場合は抽選の上、
4月9日に抽選結果を送らせていただきます。
当選者には当選メールが送られた後、
チケットが代引きで送られます。
代引き手数料として
別途630円が必要となりますので
お支払いの際にご用意ください。
(※チケットのお申し込み受け付けは、終了いたしました。)
<その2.記者になって報道をする>
カレー部例会@電力館の模様は
後日、「ほぼ日」上で
テキストとして掲載しますが
8Fホールへのチケットによる入場とは別に
4F、IHクッキングルーム・バックステージに
(つまり、クッキングルームには入れない
関係者が見守っている辺りですね)
大、中、小、細のあらゆる媒体の方を対象に、
タモリさんと審査をおこない、
当選のかたを無料ご招待します。
全国ネットのテレビ局、ラジオ、雑誌、新聞など
大きなメディアも応募できますが、
「ホームページ」や「ブログ」も、もちろん歓迎です。
「このイベントを自分の媒体で記事にしたい!」
と、思った方はぜひ、ご応募ください。
ただし、「カレー部」の
ゆるくていい加減なポリシーを大事にしたいので、
以下の応募資格と約束を守っていただける方の
ご応募をお待ちしております。
(※「記者として参加」のお申し込み受け付けは、終了いたしました。)
・それなりにカレーが好きな方。
・イベント当日18時までに会場に来られる方。
・カレー部例会@電力館イベントを
記事として伝えていただける媒体の方。
・「タモリさんの画像・映像」を記事中に使用することは
所属事務所との取り決めにより、ご遠慮ください。
・無線LAN環境を用意します。
無線LAN対応のPCをお持ちであれば
その場でリアルタイムでの記事アップも可能です。
すべての方にLANケーブルや
PCをご用意できないので
PCや携帯電話等のモバイル環境は
各自でご持参ください。
・当日、会場までの往復交通費や
お弁当はご用意できませんが
カレーはご用意いたします。
・出演者、ゲストへの個別インタビューについては、
現場で担当スタッフに問い合わせてください
(状況によっての判断になりますことを、
お含みおきください)。
出演者、ゲストへのサイン依頼はご遠慮くださいね。
・審査結果についてのお問い合わせについては
お答えできません。
・熱い論争だとか、バトル的なことは望んでおりません。
真剣になりがちな人は、応募ご遠慮ください。
これらの応募資格とお約束を守れる方は
以下の項目をコピーペーストして
postman@1101.comまで
件名を「カレー部取材」としてお送りください。
締め切りは4月11日(水)まで。
審査は、主にタモリさんの
「ただの直感」によって決まります。
審査結果は4月18日(水)までに
メールにてお伝えいたします。
お名前(本名):
ハンドルネーム:
年齢:
性別:
住所:
メールアドレス:
電話番号:
媒体名とサイトURL:
発行部数(一日のアクセス数):
簡単な媒体紹介:
予定掲載企画:
取材参加予定人数:
このイベントについてのお問い合わせは
postman@1101.comまで
件名を「カレー部」としてお送りください。
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中洲産業大学&ほぼ日刊イトイ新聞 meets Switch!
カレー部例会@電力館
4月25日(水)18時30分開場、19時開演
(終演予定:22時)
場所:電力館
(東京都渋谷区神南1−12−10)
出演:
カレーを作る人:タモリ
カレー作りのお手伝い:東京カリ〜番長
カレーを食べる人:山下洋輔、糸井重里、
みうらじゅん、リリー・フランキー
チケット(全席指定)3500円(税込)
※チケットのお申し込み受付は終了いたしました。 |
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2007-04-25-WED |
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