個人練習をしているときには気づかなかったのですが、
1音目を出すとき、
弓をまず上に動かしてしまう癖があるみたいで、
意識しだすと余計に逆の動きをしてしまい、
「下にひいてー」と何度か注意を受けました。
予想外のつまずきポイントでした。
そんなことがありつつ、
今日はついに左手の出番です。
ネックを支える左手の形がこれまた難しい。
手首が曲がりません。い、痛い‥‥
ぐっとこらえ、ネックにそっと左手を添え、
2弦を弾いてみます。
おおおお、この音は何だ?Aなのか?
ちらっとそんなことを思いましたが、
余裕があったのはそこまでです。
弓を持つ右手の形と
ネックを抑える左手の形に注意しながら、
弦を押さえて正しい音を
「耳でたしかめながら」出すなんて、
頭の中が追いつきません。
もうそれからは、次々出される先生の指示に、
なんとかついていくので精一杯。余裕ゼロです。
音が合っているか耳をすますと右手がおろそかになるし、
だんだん指先が弦にこすれて痛くなってくるし、
それなのにぐっと押さえないと違う音が出るし、
とにかく指示についていこうと焦るばかりで、
気づくと額に汗が‥‥。
そろそろギブアップしようかと思ったころに、
教本についているCDを聞きながら、
あわせて弾いてみましょうということになりました。
しかし、今度はスピードが速い!
必死すぎて曲が聞こえておらず、
リズムが切り替わったことにも気づかない始末です。
今週は復習することが山のようだ、と
違う汗をかいて終了しました。
普段自宅では音を出すことができないため、
貸しスタジオを予約して練習しています。
そうはいっても毎日行けるわけではないので、
「コレで夜でも練習できる」というコピーのついた
弱音器を買ってみました。
ゴム製で駒部分に挟み込んで使用するのですが、
これで練習量が増やせるのか
試してみようと思います。