ばたばたと練習をすることになってしまいました。
寺田先生すみませんでした。
というわけで、
弓の持ち方、姿勢をいつものように確認した後、
すぐにチェロを弾きました。
リズムをいくつか変えて弾くのですが、
全て台詞つきで教えてくれます。
例えば「たたった、たたった」のリズムだと
「よかった、よかった」という感じ。
こうすると音の区切りがわかりやすくて、
リズムに集中しやすいです。
そして今日は、
はじめて音階を奏でることができました!
小さなころに聴いていた、
きらきら星のメロディの一部分です。
といっても、つたなすぎて
「奏でた」とまでは言えないかもしれません。
左手で弦をおさえるのですが、
弦を見ずに正しい位置をおさえるのが難しく、
一度も通しで弾けませんでした。
鏡をみながら家で練習するしかなさそうです。
弓をもつ右手もそうでしたが、
弦をおさえる左手も
指に力をいれる必要があるのですが、これが難しい。
普段使っていない薬指や小指は、
特に力が入りません。
さらに、指に弦が食い込んで痛い。
そんな中、嬉しそうな笑顔で、
「弦をおさえる左手の指が痛くなりますよ。」
とおっしゃる先生。
いつも優しい先生ですが、
きっと怒らせたら怖いのかもしれないな、と
すこしだけ思っているうちに、
レッスンは終了しました。
まだなかなかうまく弾けませんが、
先生からは、「集中して弾けている。」
「耳が良いから練習すればうまくなりますよ。」
とお褒めの言葉をいただきました。
誰かにこんな風に褒められたのは久しぶりで、
嬉しいようなおもはゆいような。
しばらくレッスンの間が空きますが、
先生の言葉を信じて、
しっかり練習します。