今回のレッスンは、見学者の方が
見守る中でのレッスンとなりました。
受講希望の方が見学にこられたのかと思います。
びっくりしすぎて聞きそびれてしまいました。
もう少しうまい方のレッスンを見学した方が良いのでは?
「レッスン受けても全然弾けないのね」
と思われて、
受講とりやめになったらどうしよう等と
余計なことを考えた結果、
最初のうちは初回以上に緊張してしまいました。
褒め上手な寺田先生の言葉にのせられているうちに、
後半はだんだんと緊張がほぐれてきましたが、
レッスン冒頭は、弦をおさえる位置を間違えること多数、
前回よりも下手になっていた気がします‥‥。
そんな中でも楽しかったのが、今回はじめて、
先生のピアノにあわせて弾くという
練習にトライできました。
今までは先生もチェロを弾きながら、
一緒にチェロを弾く練習がほとんどでした。
一人で弾くことの心細さはありますが、
「オーケストラでもちゃんと弾けるかも」
という予感をこの練習で感じることができました。
もう一つ、嬉しいことに、自分が上達しているのかも?
と思えたことがありました。
それは、弓をもつ手の形と動きをこう動かせば
良いのか、という感覚がはじめてつかめたことです。
今まで、弓を持つ手の形と動きが
何度も教えていただいたにもかかわらず
どうしてもしっくりこず、
家で練習している際もなかなかうまくいかないことが
ストレスになっていました。
ただ、今日は寺田先生のアドバイスが感覚的にわかるというか、
こう手を動かせばいいのかということの
感覚がつかめた気がします。
あ、こういうことか、というのが急にわかるように
なるこの感覚は、楽器に限らずいろんなところで
経験してきた感覚です。
よく、大人よりも子供のほうが覚えが早いと
言いますが、新しいことを始める際に、
子供よりも大人の方がよい点もあるなと。
うまくいかなくても、やり続ければある程度までは
できるようになる、ということが、
経験として分かっているというのは、
大人の武器なのではないかと感じました。
ただ、この感覚は家で練習しないと
すぐに消えてしまいそうなので、
しっかり復習したいと思います。
レッスンが終わった際に、
「見学者の方がいると緊張しますね」と
寺田先生にこぼしたところ、
「でも本番はお客さんがみてますからね。」
ともっともなお言葉が。
自信のなさや、下手なことを隠そうとする気持ちが、
緊張につながっている気がするので、
(もちろん練習はしますが)
気負わず楽しく弾いていこうと感じました。