ほぼ日のです。
今回は、チェロを始めてからの
周りからの反響をお伝えしたいと思います。
私がチェロを始めたと周りの人に伝えると、
「私もやってみたい!」と言う人が、結構多いんです。
私もそうでしたが、何となくイメージで
弦楽器は子どものころから
始めるものだって思っていて、
「大人からも始めてもできるの?」
と、言われることもあります。
正直、まだまだ発展途上なので、
自信を持って「できるよ!」とは言いづらいですが、
「ちゃんと練習すれば、上達するよ!」とは言えます。
「ちゃんと練習すれば」がポイントです。
当たり前ですが。
以前、寺田先生に、
前後のレッスン生の方の中に
「大人から始めた方ですよ。」
という方々もいらっしゃって、
それが、みなさん上品で素敵なご婦人ばかりなんです!
こんな素敵な方たちも大人から始めているんだったら、
私も頑張ればもっと上達できるのかも!と、
勇気をいただいた覚えがあります。
逆に「小さいころ、チェロやっていました。」
という人もいて、
案外やっていた人も多いんだともわかりました。
あとは、他の弦楽器をやっている人たちからも、
お声がけいただきます。
音階をどうやって出すのかや、
ピックで弾くのと弓で弾くのとの違いなど、
お互いの楽器との共通点や違いを話したりします。
こんな話は、チェロを始めるまでできなかったので、
さまざまな種類の弦楽器を見る目が
ちょっと変わってきそうです。
また、私はだいたい仕事の終わった夜に、
会社の会議室で練習しています。
案外、音は聞こえないようなので、
思いっきり弾いていますが、
会議室の場所によっては、
たまに漏れ聞こえている時もあるようで、
音が聞こえた人たちは
「部活の練習みたいな感じだねー。」
と、心優しい乗組員のみんなは
心地よいはずではない音を
聞き流してくれています。
たまに練習している部屋に
乗組員が入ってきてくれることもあります。
「弾いてるの、聞かせてよー。」
と言われたりするんですが、
なんせ音程が安定しないし、変な音もでるし、
「人様にお聞かせできるようなものじゃないから!」
と言っても出ていかない人もいるので、
渋々、練習している「キラキラ星」を弾いてみます。
そうすると、あれ?不思議。
人に聞かせると思うと、何かスイッチが入るのか
1人で練習しているときより、いい音が出ます。
緊張感のおかげでしょうか。
人に聞いてもらうと思って弾くときは、
気持ちが結構違うものですね。
こういうことがあると、
1人での練習ももちろん大事ですが、
人の前で弾くというのも、
またひとつの練習なんだなと思いました。
というように、
教えてくださる寺田先生はもちろん、
いろんな人に見守っていただきながら
チェロの練習に励んでいます。
あらためて、頑張ります!