チェロの練習に励んでいるおーたです。
個人レッスンは7、8回目を終え、
2月18日には合同練習にも参加しました。
合同練習で私が弾くことができる曲は、
『キラキラ星』の伴奏、『フランス民謡』です。
最初に覚えた『キラキラ星』は、
メロディラインだったんですが、
発表会では、ヴァイオリンがメロディを弾き、
チェロは伴奏を弾くので、その分を新しく覚えました。
『フランス民謡』は、今までの短いリズムではなくて
フランスの3拍子、
1:un(アン)、2:deux(ドゥー)、3:trois(トロワ)と、
ちょっとゆったりめに弾く、
むずかしくはないのに、とても素敵な曲です。
ただ、この曲は、
今までに比べるとゆっくり弓を使って弾きます。
ゆっくりきれいな音を出すのは、
簡単じゃなかったです‥‥。
弓と弦をいい角度であて続けないと
「ギギギギーッ」という、なんともひどい音が出ます。
練習しながら自分で思わず、
「へた!」と叫んでしまいたくなる感じです!
今までの音階練習の指の動きではついていけなかったので
まずは、弦を押さえる音階の指の動きを覚え、
その後に曲に合わせて弦を移動する弓の動きの感覚をつかみ、
最後に両方を合わせて弾く、という練習を繰り返しました。
練習をし始めたころは、音階、弓の動き、
どちらかに気をとられると、どちらかが狂って
何をやっているか分からなくなるという状態。
しかも変な音しか出ないので、めげそうになりましたが、
慣れるしかないと思って、練習回数を重ねました。
めげそうになった時は、
寺田先生に「できますよ!」と
おっしゃっていただいたことを思い出して、
がんばりました。
そう言ってもらえると、
なんだかできるような気持ちになってくるのが不思議です。
先生が信じてくれると、生徒ができるようになる、
と聞いたことがありますが、
大人になった自分が、今まさにそれを実感しています。
そばで信じてくれる人がいるとがんばれます!
そしてとうとう本番、というか
お披露目の場となった合同練習。
『キラキラ星』の伴奏も『フランス民謡』も
どうにかこうにか、無事に弾くことができました。
ほぼ日カルテット仲間の小林さんをはじめ
たくさんの方と一緒に同じメロディを弾けて、
すごくたのしかったです。
がんばってよかったと心から思いました。
そして今回、練習とはいえ舞台側に立ってみて、
弾いている音に包まれるという感覚を初めて体験しました。
今まで音楽は好きで聴きに行っていましたが、
こういう音の感じ方は初めてです!
音楽を演奏するって、たのしいです。
また、私が弾けない曲を
素敵な音色で弾いている周りの人の姿を見て、
ただただ、うらやましくなりました。
私もいつかあんな素敵な音色で
音を響かせることができるようになりたい、
という気持ちがわいてきました。
合同練習のおかげで、今まで以上にやる気が増して、
本当に参加してよかったです。
とってもいい経験になりました。
大人になってからでも初体験というのは、
まだまだありますね。
発表会を目指して、これからも練習に励みます!