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銚子駅の前から、港へと出てみました。 船が見えたので、車を降りましょう。
市場の建物も港も静かです。
こんにちは、みこちゃんです。
スソさんのかばんのなかにこっそり入って
「ひとり古墳部」に連れてってもらってるの。
海が見えるわぁ‥‥
きょうはどんな古墳へ行くのかしら? |
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港に面した道には魚料理の店が並んでいます。 新鮮なお魚が食べられそうですね。 |
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いただきまーす。
「あ、みこちゃんはお水でいいです」
(店員さんに)
スソさんがお刺身丼を食べているあいだに
ちょっと余談を。
スソさんから聞いた話なのですが、
スソさん、お友だちから
こんなことを言われたそうです。
「みこちゃんのセリフも
スソさんが書いてるの?」
‥‥‥‥。
みこちゃん、質問の意味がわかりません。
だって、みこちゃんはみこちゃんだから!
これは、みこちゃんの言葉だから! |
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新鮮で美味しい魚貝のおかげで また元気がでてきましたよ!
車を走らせ、千葉の最東端にある 犬吠埼の灯台にやってきました。
シンプルですっきりとした灯台です。
むわーとまとわりつくような 湿気と霧に囲まれています。
犬吠埼の名前の由来は、 かつてはアシカが生息していて、 鳴き声がイヌのようだったことから という説や、 義経の愛犬が岬に置き去りにされて 吠き続けたことから、 という説があるそうです。
幻想的で、とてもすてき‥‥
だけど、ねぇねぇ、スソさん、
古墳は? |
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すぐ下には太平洋が広がっているはずです。 でも霧でうっすらとしか見えません。 |
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灯台の概要と書かれたものが置かれています。
そうかー! って思えるような知識がないので 残念ながら、記録するだけになってしまいました。 でも、灯台好きにはたまらない情報のはず!
「灯質単閃光白光が、15秒に1閃光だって!」とか、 「光度が110万カンデラって日本で◯番目だよー」とか?
それって古墳部での 「ここの横穴式石室は切り石で両袖式だよ!」とか 「玄室の広さ、東日本で一番なんだって」 みたいなことかな~。
そういうことだと思います、スソさん。
でも、そうやって何かに夢中になっている姿が、
かっこいいんです。
ところで‥‥古墳は? |
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なんと、この灯台は 「世界灯台100選」に選ばれているそうです。
イギリスから招いた技師、 ヘンリー・ブラントンの設計で2年をかけ、 明治7年に完成したものだとか。
高さ31mでレンガ造りの灯台としては 日本最大級の高さ。
余計なものがなくて、ほんとにいいですね。 |
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これが灯台の心臓部でしょうか。
中央に小さい電球があって、 それがレンズによって拡散して ピカッーーー という仕組みなのかな~。
レンスがすごーーーい。
ぜんたいてきにずんぐりしてて、
ちょっと土偶みたい! |
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これもまた、すっきりとした建物です。
ここからどんな音が出るんでしょう。
でも、鳴らないほうがいいですよね。
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徐々に霧が晴れてきました。 海岸と太平洋が 見渡せるようになってきています。
なぜ、海岸ばかり見ているかというと‥‥
緑色、茶色、灰色という
「ひとり古墳部」の三原色が‥‥!
いよいよな雰囲気になってきたわ! |
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ここから、琥珀が採れるのです。
ズコーー!
みこちゃん、コケました。
(割れなくてよかった)
琥珀なのねー、古墳じゃないのねーー。 |
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この海岸の地層は、
1億年ほど前の白亜紀の地層(岩盤)が露出していて、
すでに縄文時代にはその地層から
琥珀が採集されていたことがわかっています。
黄色やオレンジに光る石を勾玉などにしたのです。
そんなに昔!
大先輩に向かって、コケたりして‥‥
みこちゃん失礼な態度をとってしまいました。
反省です‥‥。 |
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琥珀は、植物の樹脂(ヤニ)が
長い年月の間に固まってできた化石で、 中には当時の昆虫や植物が 閉じ込められていることがあります。
だからと言って、 砂浜にころがっていることはめったにないし 勝手に岩を削ったりすることは 禁止されていますから くれぐれもご注意くださいね!
琥珀の加工品が多く出土した 粟島台遺跡は1kmほど西にあります。
粟島台遺跡は、
粟島台と呼ばれる舌状台地と、その南西側の
低湿地にあるのよ。
縄文前期から平安時代までの
遺構が残されていたの。
琥珀の原石や未完成品・完成品があったので、
琥珀の生産場所であった可能性が高いんですって。
また、容器として使われていたヤシの実が
出土していることでも有名よ。
銚子の琥珀についてはこちらからー。 |
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犬吠埼からすこし南へ降りて来たところに 外川駅がありました。
ここは、銚子電気鉄道線の終着駅。
なんて素敵な駅でしょう! しばらく眺めていると電車が来ました。
あー、電車の旅もいいな~。
鉄っちゃんではないけど、 パシャパシャ撮りたくなってしまいました。
すてきな駅の写真で、
このシリーズが終了していきます。
最後は古墳じゃなかったけど、
あー、おもしろかった!
次回はスソさん、
博多の「ノコノコロック」へ行ったとか?
「ノコノコロック」って何??
みんなでたのしみに待ちましょー。
では! また!(カバンの中に引っ込む) |
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千葉県佐倉市にある、
「国立歴史民俗博物館」
『弥生ってなに?』展をやっています。
くわしくはこちら。
弥生を知るうえで、
縄文のことも貝塚のこともわかります。
常設展とあわせてぜひ! |
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