ながくスタイリストとして活躍してきた
中山まりこさんがつくったブランド、
MADISONBLUE(マディソンブルー)の、
人気アイテムのひとつである
「J.BRADLEY」(ジェイ・ブラッドリー)という
名前のシャツです。
これは、映画『ローマの休日』で、
オードリー・ヘップバーン演じるアン王女と恋に落ちる
新聞記者のジョー・ブラッドリー
(グレゴリー・ペック)由来の名前。
映画のなかでアン王女が着用していたシャツから
インスパイアされたデザインです。
アン王女が新聞記者のお家に遊びに行ったときに、
彼のシャツを着ているシーンに衝撃をうけた中山さん、
「男物のシャツを着る女性ってなんて素敵なんだろう!」
と思ったといいます。
また、舞台となった1950年代は、
アメリカ人の男性の新聞記者の役柄の人は、
半袖シャツをワークウェアとして着ることが多かったそう。
サイズのきちんと合ったものを着るっていうよりも、
脇のくりも大きくて、動きやすいつくり。
それを、今回のシャツのデザインにとりいれました。
「背中を大きく見せる。
もうガブガブのものを、袖も落としちゃって、
背中でフワッと着る。
つまり、カッターシャツを女性が着たら?
ということなんです。
前立てがなくて、ポッケがあってね」
このシャツは、マディソンブルーではもう4年になる定番。
台襟のカーブをきつめに設計することで
第一ボタンを外したときに自然と襟が外側に開く。
それが「抜け感」を表現します。
素材は、デビューのときに使った
コットンのタイプライターです。
(その後、いろいろな素材でつくられていますが、
あえて、原点回帰でえらびました。)
つくった当初は、
女性が袖をまくって、
ウエストインでデニムと着るとか、
ボリュームのあるスカートを穿くというイメージでしたが、
「なんと男の人が着たらカッコよかったんです。
だから、パートナーとシェアできるシャツですよ」。
袖丈は、半袖じゃないし長袖じゃない、すごく微妙な長さ。
まくることを前提に、カフスはありません。
あえてのドロップショルダーは、
いまの空気があってたのしげです。
刺繍は、ガゼットに「B」、
襟裏に「hello」が入っています。
縫い目は、パッカリングといい、
生地をひっぱって縫い、洗いをかけることで、
細かなしわ感がうまれています。
綿100%
2020年4月22日(水)
午前11時より数量限定販売
※なくなり次第、販売を終了いたします。
1〜3営業日以内出荷
女性モデル:Sakura Maya Michiki(身長167cm)
J.BRADLEY シャツ(1)
ERICK HUNTER テーパードパンツ(ベージュ)(S)
その他スタイリスト私物
男性モデル:クロカワマサユキ(身長174cm)
J.BRADLEY シャツ(1)
その他スタイリスト私物
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