角だとか、白い三角形だとか。
ほぼにちわ、ハリーです。
この「アラマタゾーン」、残念ですが、これが最終回です。
せっかくいろいろ投稿いただいたのに、
力足らずでごめんなさい。
でも、最後もなかなかいいゾーン、いただいてます。
さっそく行きましょう♪
まずはzone0006「額に角」について。
なんと、角が「普通のこと」らしい!?
角の話、我家にもありました。
うちの旦那のいとこの話です。
高校生くらいの時
額にこぶのようなものが出来て
いつまでたっても引っ込まないので
お医者さんに行ったそうです。
『あぁ、角ですね。
切っときましょう。』
と、いとも簡単に言われたそうです。
その辺りの人には普通の事らしいです。
いとこの住んでたところは山梨県甲府市。
鬼が投げたとされる巨石だとか
富士山がらみのあやしい昔話とか
ナゾ話(って言うよりも、トンデモ話)が結構あります。
そして旦那は
いとこと血が繋がってるんだよなあ。
うちの子供は
旦那と血が繋がってるんだよなあ。
孫とかひ孫とかに
角出てきたらびっくりするよ、あたしゃ。
(ぴぃ。)
おそるべし、山梨県甲府市。
もしかして、甲府市って鬼伝説の発祥の地なのかなあ?
それにしても、「切っときましょう」って、
どうやって角、切るんだろう?
つぎはお葬式の風習なんだけど、
これ、すっごいおもしろい。
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0014 |
お葬式の三角布 |
昨年末、身内に不幸があってお葬式に出席しました。
お葬式には各地さまざまな風習があると思うのですが、
私の行った、埼玉県の山のほうでは、男性だけですが
親族の人も白い三角形を
頭に付けていました!
(お坊さんにお経を読んでもらっている最中に、
ちょっとの間だけでしたが)
そういう地域があるとは聞いていたけど、
まさかうちのほうでもやっていたとは…。
ちなみに、故人に付けるのは布製でしたが、
親族が付けたのは
和紙を三角に折ったものを藁で頭に巻く、
というものでした。
ちなみに、親族の女性はそれを付けない代わりに
藁の切れ端を頭につけてました。
ちなみに他にも、このあたりだとお通夜の席に
赤い熨斗袋も使うので、
外から来た人はぎょっとするみたいです。
(通夜の段階ではまだ故人は完全に亡くなってはいないので
病気見舞いという意味で赤いほうを使うということです)
(a-to-z)
そもそも、あの「白い三角形の布」、
テレビとかでしか見たことないけど、
それを親族の方がつけてるんですよね?
想像しただけで笑っちゃう光景だなぁ。
だいたい、あれつける意味って、なんなんでしょう?
「鳩ってなんかブキミ」って、
zone0012「水辺と生首」で言ったんですけど、
また鳩関係のお話をいただきました。
これはね、ブキミな感じもあるんだけど、
ちょっといい話っぽいとこもある、不思議な実話です。
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0015 |
友だち思いの鳩 |
もう20年以上も前のある夕方の話です。
友達と二人で美術館の前庭を散歩していました。
細かな砂利を敷き詰めた道を歩いて行くと、
前方に20羽程の鳩の群れがいました。
そのまま進んで行くと、ばーっと一斉に
鳩たちは飛んで行ったのですが、
なぜか、一羽だけ残っていました。
そのうち飛んで行くだろうと、気にもせずいたところ
その鳩はたった一羽で私たちの方にやってきました。
その時点では「えらく慣れた鳩だな」
と思っていたのですが、ふと気づくとその鳩は
私たちの方をじっと見つめながら近づいて来るのです。
細い両脚でちゃっちゃっと砂利を踏みながら・・・。
そして、今度は同じところを
行ったり来たりし始めたのです。
その時になって私たちは妙だなと思い立ち止まり
その場所をよく見てみました。
すると、そこに身体の半分が砂利に埋まった
もう一羽の鳩が横たわっていました。
明らかに死んでいる様子でした。
そして、歩いて来た鳩はそのすぐ横を
私たちの方を見ながら
行ったり来たりしていたのです。
「これって・・・・」と、私と友達は絶句しました。
そして二人でその死んだ鳩にテイッシュを乗せ
丁寧に砂利をかけ、平らにならし、
花を摘んでその場所に供えました。
その間、もう一羽の鳩は、
ずーっとその横にいて
埋められて行く鳩を見ていました。
埋葬し終わって、立ち上がった私たちは自然と
両手を合わせていました。
その瞬間、近くの教会の鐘がなり、
(教会のとても多い所に住んでいました)
あまりのタイミングに驚いた私たちが顔を上げると、
遠くにいた他の鳩たちが鐘の音で飛び立つのと同時に
近くにいたその鳩も飛んで行きました。
出来過ぎですか?
乙女チックな下手な小説のようですか?
書いている私も「う〜〜ん、ほんとうにこんなだっけ?」
と、何度も思いましたが、
やっぱり事実は、このとおりなので、
そのまんま書くしかないです。
なにしろすごい衝撃を受けて、
忘れようにも忘れられないですから。
(くるこ)
単純なぼくは、「鳩もあんがいいいやつかも知れない」と、
これ読んで思ってしまいました。
いやしかし、ほんとに出来過ぎって思うほど、
ドラマチックな体験ですよねー。
最後は、「ほぼ日」でダウンロードできる、
「ほぼ時計」のエピソードです。
「ほぼ時計」が、同僚のコミュニケーションに
影響を与えている?
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0016 |
「ほぼ時計」こわい |
アラマタゾーンといえるかどうか、
かなりアヤシイのですが、
ウチの「ほぼ時計」、なんかコワイんです。
というのも。
いま、組んで仕事をしている人がいるのですが、
お互いにどうしてもそりが合わなくて。相性というか。
なので、(いい悪いは別として)
必要なこと以外は話をしない、
仕方がない、でもちょっと寂しい不健康な感じなのです。
でもまぁ、そんな感じでも、
たまには微笑を交えつつ話したりすることもあったりして。
そんなときウチのPCのほぼ時計をふと見ると、
必ずと言っていいほど嘘をついているんです。
この逆もあって、ほぼ時計が嘘をついたあとには、
なんか二人で話す機会が訪れるのです。
まさかまさかね、とか思って、
この一月、じっくり観察してみたのですが
(>仕事しろよ)、
傾向は変わらず。今日もですもん。
というか、いま思い出すと、
関係が悪化(?)していくにつれて、
この傾向が現れ始めたことに気がついた。
なんかネタっぽくて、
メールするのどうしようか考えたのですが、
PCに問題があっても、
ハードディスクから消すのがもう怖くて怖くて。
もし消したらこの二人はどうなってしまうのだろうとか、
結構本気で考えてしまいます。
(ささ)
ううむ。「ほぼ時計」には、
つくったぼくらでさえ気づかない、
なんらかの念がこもっているのかも知れない。
ええ、消すとどうなるか、ぼくらにも予測できません。
そのまま末永くお使いいただくのがいいかと。
というわけで、短いあいだでしたが、
みなさん、どうもありがとうございました!
いつかまた、ちがう形で復活するかも知れませんから、
不思議なもの・こと、見つけたら、
チェックしといてくださいね。
それでは、また、いつか!
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