1930年前後のアールデコの時代に作られた、 水鳥の雛をモチーフにした銀製ブローチ。 この品を見たとき、私は白鳥の雛が頭に浮かんだ。
翼には水をイメージさせる、 サファイアを模したブルーのペースト(カットガラス)、 お腹のあたりには透明なペーストがあしらわれている。
裏の安全ピン型の留め具は、 同時代の他のブローチにもときどき見られる特徴で、 ピンが外れにくく、使いやすい。
ブローチの側面に銀のクオリティを証明する刻印が入っている。 おそらくイギリス製。
大きさは、12mm x 50mm x 11mm。
(つづきます)