ちいさなレシピ・特別編はバナナマフィンです。
前回のシリーズが終わって、
燃え尽きたようにぱたりと
家でおやつを作らなくなっていたのですが、
久しぶりのおやつ作りはやっぱりいいですね！　
作ると楽しいし、喜んでもらえるとうれしい。
みなさんのおやつツイートがまたよくって、
笑ったり、じーんとしたり、楽しい日々でした。

今回のおやつは「バナナ」がテーマだったので、
気温が高くなってきたこの時期、
いつも以上にささっと作れるよう、
焼き時間が短いマフィンにすることにしました
（やっぱり焼菓子、なところが私らしいというか、
　好きなんですよねえ...）。
そして、口溶けよく軽い食感に焼き上がるよう、
バターや油の代わりに生クリームを使っています。
生クリームを使うと、
とっても軽くて適度にしっとりした生地になるんですよ。
冷やしてもぱさぱさしないので、
この時期でも食べやすいと思います。
今回は生地の軽やかさは生かしつつ、
しっかりバナナの食感も残したかったので、
以前ご紹介したバナナブレッドのようにバナナはつぶさずに、
ころころの角切りのまま加えました。
焼き上げるととろんと柔らかくて、
甘みもぎゅっと詰まっているので、
甘さ控えめな生地とちょうどよいバランスで
楽しんでもらえるかなと思います。

作り方のポイントは、
粉やバナナを入れたら混ぜすぎないこと。
これだけです。
分量も暗記できるくらい簡単なので、
ぜひ夏もおやつ作り楽しんでくださいね！

【材料】（マフィン型５〜６ケ分）

　卵　１個
　砂糖　50g
　生クリーム　100g
　薄力粉　120g
　ベーキングパウダー　小さじ１
　バナナ　１本（約100g）

【材料や道具のこと】
・卵はMサイズ、砂糖はきび砂糖、薄力粉はフラワーを使いました。
・生クリームは脂肪分35%のものを使いました。
　47％だとさらに乳のコクが出ます。
　お好みのものを使ってください。
・バナナは熟して斑点が出たものを使うと風味よく焼き上がります。

【準備】
・オーブンは180度に予熱する。
・マフィン型に紙を敷いておく。
・バナナは1cm角に刻む。

【作り方】

1.ボウルに卵と砂糖を入れ、泡立て器で１分間泡立てます。
　ハンドミキサーで30秒ほど泡立ててもOK。
　生クリームを加え、よく混ぜます。
2.薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、
　泡立て器で中心をなじませるようにぐるぐると混ぜ、
　粉と液体が混ざってきたら、中心から外側へ大きく混ぜます。
　粉がほぼ見えなくなったらバナナを加え、へらでさっと混ぜます。
　＊粉を入れてから混ぜすぎるとふくらみが悪くなるので、
　　粉がほぼ見えなくなったらすぐに手を止めます。
　　バナナも生地が絡むくらいでOK。混ぜすぎません。
3.型の８分目を目安に均等に生地を入れます。
　一般的なマフィン型だと５〜６等分くらい。
　上から生地をすくっていくと
　下にふくらみの悪い重い生地が残るので、
　分割するイメージで生地を入れます。
　180度に予熱したオーブンで18~20分焼き、
　真ん中に竹串をさし、どろっとした生地がつかなければ焼き上がり。
　あまり焼き色がつかない生地なので、
　もし焼き色をつけたい場合は、
　最後の５〜８分間、温度を10~20度上げて焼いてみてください。
　ただし高温で長く焼くと焦げたり、
　乾燥してぱさっとした食感になるので、
　様子を見ながら焼いてくださいね。
　粗熱がとれた冷めたてが食べごろです。
　気温が高い季節は、冷めたらビニール袋などに入れ、
　冷蔵庫で保存しましょう。

・完成したおやつをパシャッと撮影、
　写真付きでツイートします。

・ハッシュタグは→ #LR1 （かならずつけてくださいね）

・レシピに関する質問には、ほぼお答えしない企画です。
　140文字以下のちいさいレシピに想像をふくらませて、
　それぞれのおやつをつくりましょう！

・おやつの画像は、翌週水曜日の午前11時が締め切りです。

・おやつの画像をツイートしたのに、掲載されないな、
　という時は、こちらをどうぞ。

・翌週の木曜日には、ツイートされたおやつ画像のなかから、
　なかしまさんが「なかしま賞」を選定します。
　「なかしま賞」には、
　フードムードのクッキーBOXをプレゼント！
　（海外の方には、別のものをご用意いたしますね。）

・同じく木曜日、そのレシピでできるおやつのことを、
　なかしまさんがじっくり解説してくれます。

・ツイッターのことがよくわからない方は、
　メールで画像とメッセージをどうぞ。
　宛先は、lr1@1101.comです。