みなさん、こんにちは。
今日は、ほぼ日刊イトイ新聞の
日常的な一場面に起こった、
とある「マヌケな事件」のご報告です。
主人公は、ほぼ日にアルバイトとして
勤務している、じゅんぺい(通称JP)。
じゅんぺいと「まんじゅう」にまつわる
ちょっとマヌケなエピソード、
どうぞお時間がございましたら、
おつき合いください。
レポート、およびイラストともに、
命じて本人に書かせました。
さ、じゅんぺい。
なにがあったか、きちんとお話ししなさい。
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こんにちは。アルバイトのじゅんぺいです。
今日は、ぼくにとっての
「忘れられない一日」について
みなさんにお話ししたいと思います。
ほんとうに、忘れたくても
「忘れられない一日」になりました。
どうぞよろしくお願いします。
それは、2013年1月8日。
お正月休み明け2日目のことでした。
その日、大切なお客様が、
「ほぼ日」を訪れることになっていました。
それは、「とらや」のみなさんです。
そう、創業約500年を誇る和菓子の老舗、
おまんじゅうや羊羹で有名な、とらやさんです。
みなさんは、今年のお正月に掲載された
「2013年あんこの旅」というコンテンツを
お読みになられたでしょうか?
糸井さんが、大好きな「あんこ」について、
情熱的に、延々と語っていく記事です。
個人的な話ですが、
ぼくはこの記事をたのしみにしていました。
そして、読めば読むほど、
「とらやさんというのは、すごいんだな‥‥」
と感じていました。
そのとらやのみなさんが、弊社にいらっしゃる。
どうやら、糸井さんと「あんこの企画」について、
なにか打ち合わせをするらしい‥‥。
そして、たいへん幸運なことに、
ぼくはこの企画を
下っ端としてお手伝いさせてもらうことになったのです。
ぼくのテンションは上がりました。
13時ちょうどにとらやさんがいらっしゃいました。
先方は、ぜんぶで4名。
ほかに、「ちいさなレシピを1ダース」でおなじみの、
なかしましほさんも参加されることになっていました。
「ほぼ日」側の参加者は、糸井さんを含めて7人。
合計12人が参加する、
なかなか大人数での打ち合わせとなりました。
打ち合わせは、名刺交換からはじまりました。
アルバイトのぼくは名刺がありませんので、
このときのために、手書きの名刺を用意しました。
名刺を渡す機会の少ないぼくは、
慣れない手つきで名刺を交換し、
ぎくしゃくとあいさつを交わします。
あいさつのときに、
とらやさんから「おみやげ」を頂戴しました。
黒地に金色の虎が3匹あしらわれた、
見覚えのあるとらやさんの紙袋。
厳粛で、いかにも高級そうな感じ。
「中身はなんだろう? 羊羹かな‥‥?」
その日は火曜日でしたので、
まずはみんなで「給食」を食べることに。
ほぼ日では、毎週火曜日に、
フードスタイリストの飯島奈美さんが監修する
「給食」が出ることになっているのです。
12人で給食を食べながら、
たのしい「あんこ」談義がはじまりました。
あんこの作り方、あんこの種類、
あんこへのこだわり、などなど‥‥。
たのしく話しているうちに、
みなさんのお皿はあっという間に空になりました。
ぼくは下っ端ですから、
たのしい話を聞いてただ笑っているわけにはいきません。
みなさんが食事を終えて席を立ったとき、
すかさず、みなさんのお皿を片づけます。
このへんの作業は、いつもやっていることなので、
名刺交換よりもずっとラクです。
参加者のみなさんは
ミーティングのために別室へと移動します。
先輩の小池さんが、てきぱきと手慣れた動作で
温かい緑茶を用意しています。
それならぼくは、さきほどとらやさんからいただいた
「おみやげ」を場にお出ししようと思いました。
お茶やお茶菓子をお客様にお出ししたりするのは、
名刺交換よりもはるかに得意です。
ミーティングルームから少し離れたキッチンに行き、
黒地に金の虎が映える紙袋から、中身を取り出します。
とらやさんの包装紙できれいに包まれた正方形の箱。
重さは、意外にも、少し軽め。
「これは羊羹ではないなぁ」と思いつつ、
包装紙を剥がすと、白い箱が出てきました。
少々緊張しつつ、フタを開けると、
それはそれは美しい、真っ白なものが九つ。
まーるい、まーるい「おまんじゅう」です。
本当にきれいで、傷もゆがみも、まったくない。
真っ白い箱に真っ白い、まんまるの、おまんじゅう。
箱の中の風景に、思わず、ほぉっとため息をつくほど。
おおげさではなく、取り出すときに
手で持つのが怖ろしいほどでした。
そしてぼくは、
ここでひとつの問題に気づきました。
ミーティングに参加しているのは12人。
しかし、まんじゅうは9個しかありません。
3人、食べられない。
ぼくは考えました‥‥。
当然、自分は食べないとして、11人。
2人は食べることができません。
「ほぼ日」の誰かに我慢してもらう?
しかし、その2人をぼくが選ぶことは難しい。
というより、みんなで食べることによって
話題がふくらむじゃないか。
でも、まんじゅうは9個。参加者は、12人。
9個。12人。9個。12人。
「んーーーー‥‥」
悩みました。
いい解決法はないのだろうか‥‥。
ぼくはひらめきました。
「そうか、半分に切ればいいんだ!」
お客様からいただいた羊羹やロールケーキなどは、
キッチンでカットしてお出しすることがよくあります。
なにしろ大人数での打ち合わせですから、
まんじゅうを切ってお出ししても不自然ではないだろう。
ぼくは迷いも無く切りました。
切る度に包丁につくあんこが
次のまんじゅうを汚してしまわぬように
何度も包丁を拭きました。
大事に大事に切りました。
真っ白い九つのまんじゅうを、
ぼくは完璧に切りました。
こんなに丁寧にまんじゅうを切る日が
人生で訪れるとは思いませんでした。
そして一生ないかもしれません。
切り終わったぼくは誇らしい気持ちで一杯でした。
小皿を12枚用意し、
切ったまんじゅうを乗せました。
丁寧に、完璧に、乗せました。
ぼくはお盆に12個のまんじゅうを乗せて、
ミーティングが行われている部屋へ向かいました。
ぼくは誇らしい気持ちで一杯でした。
タイミングよく、
みなさんにお茶を出し終わった小池さんが
ミーティングルームから廊下に出てきました。
そのお茶にとてもよく合うであろう、
12個のまんじゅうを用意したぼくを見て、
小池さんはにっこりと微笑む‥‥と思っていました。
ところがぼくを見た瞬間、
小池さんは血相を変えたのです。
そしてぼくのそばに来ると、
小声で素速く、こうささやきました。
「戻って、戻って! じゅんぺい、戻って!」
「え‥‥? お出ししないんですか?」
「いいから、戻って!」
そして、ミーティングルームのドアから
ある程度、離れたところまで来ると、
小池さんはぼくに向かって
強く短く、こう言いました。
「それ、蒸さなきゃダメなんだよ!」
最初は何を言ってるのかよくわかりませんでした。
蒸さなきゃダメ? このおまんじゅうを?
蒸す? 蒸して出す? つまり?
「蒸す=切ってはダメ」
『 や ば い 』
もう頭の中はこの3文字しかありませんでした。
ぼくはお盆を抱えたまま、
急いでキッチンに戻りました。
その時の事はテンパリ過ぎていてよく覚えていません。
小池さんから詳しく聞いたところ、
おみやげにいただいたおまんじゅうを
その席にお出しするかどうかを、
糸井さんはすでに指示していたそうです。
その指示は運悪く、ぼくの耳には届いていませんでした。
糸井さんは
「出さなくていい。3つ持って帰る」
とおっしゃっていたそうです。
ああ、それを、ぼくは切ってしまった!
糸井さんが、
あの「あんこ大好き」の糸井さんが、
「あんこ世界の大統領」である糸井さんが、
たのしみに3つ持って帰ろうとした
とらやさんのおまじゅうを‥‥‥‥んん?
3つ???
12個にするために切ったまんじゅうはいくつだ?
俺は、いくつのまんじゅうを切った?
‥‥‥‥6個だ。
6個を半分に切って12個にしたんだ。
じゃ、切ってないまんじゅうはいくつだ?
もともとのまんじゅうは9個だから‥‥
残りは3個‥‥! 3個、残ってる!
「バレない!」
ぼくは奇跡が起きたと思いました。
テンパっているぼくは何でもいいから
あやかれるものを求めています。
「あぁ神様、本当にありがとうございます」
絶望に沈んでいたぼくの心に
希望の光がサーッとさしはじめました。
なんとかなるかもしれない。
そっとミーティングに戻ると、
糸井さんはとらやさんと楽しそうに話しています。
当たり前ですが、話は「あんこ」にまつわることばかり。
とらやさんの、すばらしいあんこの話を聞けば聞くほど、
「どうして切っちゃったんだ」と
自責の念がこみ上げます。
頭の中で自分に問いかけます。
「どうして切っちゃったんだ、じゅんぺい!」
じゅんぺいとじゅんぺいの問答が続きます。
せっかく打ち合わせに参加させていただいているのに、
ちっとも話が頭に入ってきません。
打ち合わせの様子をカメラに収めている乗組員もいました。
ぼんやりと、そのカメラを見ていたら、
なにか、ぜんぜん別なことを、思い出しました。
「あれ‥‥? カメラ? ‥‥あ!」
またしても「やばい」の3文字がぼくの頭に浮かびました。
じつはその日、デザイナーの山口さんから、
「今日の給食を撮影しておいて」と頼まれていたのです。
山口さんは、ほぼ日の「給食」のメニューを
仕事で記録しているのです。
その日は用事で外出するため、
撮影をぼくに頼んでいたのでした。
撮影といってもシャッターを押すだけですから、
おやすいご用ですよ、とぼくは引き受けたのです。
「やばい。食べちゃった。
給食、撮らずに、食べちゃった」
もうぼくの頭の中はぐちゃぐちゃです。
「なんで切っちゃったんだ」
「なんで食べちゃったんだ」
「いや、バレないだろう」
「山口さんには必ずバレる」
「山口さんに怒られる」
「糸井さんにも怒られる」
「いや、糸井さんにはバレない」
「食べちゃった。切っちゃった」
「糸井さんにもバレるかも」
「切っちゃったし、食べちゃった」
「撮らずに食べて切っちゃった」
「バレる。怒られる。あきれられる」
「切ったし食べたし撮らなかった」
「だから俺はなんで切っちゃったんだ」
「どうしよう、いろいろ、どうしよう」
ぐるぐると後悔し続けていたぼくでしたが、
そのぐちゃぐちゃの意識が、
突然、ミーティングの席に、
「ぎゅん!」と引き戻されました。
なぜなら、とらやの方が、
その日、おみやげとして持ってきた
「あのおまんじゅう」が、
いかに特別なものであるか、
という話をはじめたからです!
「今日、お渡ししたまんじゅうは、
本当にすごいんです。
ほかでは売ってない、特注品なんです」
‥‥やめてくれ。
「3日前に仕込みましてね、
それを1日、じっくり寝かせるんです」
やめてくれ、やめてくれ。
「1日寝かせたあと、まんじゅうにしていきます」
やめてくれ、やめてくれ、やめてくれ。
「それを、それを、今朝、
ここに持ってくる前に蒸しあげました。
そうすることによって、
ふっくらした食感と豊かな香りの
まんじゅうになります」
ああ、やめてくれ、やめてくれ。
たのむから、
俺が真っ二つに切ったまんじゅうの話をするのは、
もう、やめてくれ!
「うわぁ、本当ですか、すっごいなぁ!」
糸井さんは、大統領は、とらやさんの話を
聞けば聞くほど笑顔になっていきます。
もう、ものすごい笑顔です!
大統領の頭のなかは、
もう、おまんじゅうで一杯です!
ぼくは、せっかく打ち合わせに
参加させていただきながら、
とうとう、こんなふうに思ってしまいました。
「ああ、早くこの場が終わってくれ!」
ぼくにとって永遠にも感じる打ち合わせが
ようやく終盤に近づきました。
おもしろい話がいくつか、
具体的になったころ、
予定された終わりの時刻が訪れました。
みなさんが満ち足りた顔で最後のあいさつを交わし、
つぎの予定を決めながら席を立つころ、
ぼくは憔悴しきっていました。
「やれやれ‥‥」
ひきつった笑顔を顔に浮かべながら、
みなさんを送り出す準備をしようとしたそのとき、
ぼくは、信じられないひと言を聞いたのです。
とらやの方は、こうおっしゃいました。
「ああ、そうそう、
キッチンを見せていただけますか?」
そう、うちのオフィスには、
給食や、食べ物のコンテンツのために、
けっこうしっかりとしたキッチンがあるのです。
たしかに、それはミーティングのなかで
話題になってました。
キッチン‥‥? キッチンを‥‥見る?
「やばい。やばい。やばい。」
また、ぼくの頭の中に3文字があふれます。
だって、キッチンのテーブルの上には、
真っ二つになった12個のおまじゅうが
ずらりと並んでいるのです。
乾燥しないようにラップはかけたけど、
ばっちり真っ二つなのが見えちゃいます。
「やばい! やばい! やばい!」
事情を知っている小池さんも顔色が変わります。
ふたりして、何気なく、という感じで席を立ち、
ダッシュでキッチンへ先回りします。
「ふきんかけて、ふきん!」
「はいっ!」
完璧な連係プレイで
12個のまんじゅうにふきんをかけます。
間一髪、そこへとらやさんたちがやってきました。
「ほほぉ、立派なキッチンですねぇ」
とらやさんたちと‥‥
おまんじゅうの距離は‥‥
ほんの、1メートルほど‥‥。
心臓が口から飛び出そうです。
「‥‥‥‥ありがとうございました」
とらやさんたちは、去っていきました。
ぼくは、おかしな汗で、全身びっしょりでした。
とらやさんたちを見送ったあと、
ぼくにとって、
最後の修羅場が待っていました。
玄関のドアがバタンと閉まったあと、
糸井さんは、大統領は、
はちきれんばかりの笑顔でこうおっしゃいました。
「おい、あのまんじゅうを持ってきてくれ」
ああ、この瞬間の気持ちを、
どう言い表せばいいでしょう。
本当に、真っ暗でした。絶望的でした。
ぼくはキッチンに向かい、どういう風にまんじゅうを
お見せするべきかを考えました。
半分と半分をうまくくっつければバレないんじゃないか?
そんなわけありません。バレバレです。
もう正直にいくしかない、とぼくは覚悟を決めました。
しかし、真っ二つになった12個のまんじゅうを
いきなりお見せするのは、
あんこととらやとまんじゅうを
こよなく愛する大統領にとって、
刺激が強すぎるかもしれない。
ぼくは、まだ切っていない
3個のまんじゅうが入った箱を持って
糸井さんのところへ行きました。
「なんで切っちゃったんだ」
ミーティングルームに向かう間、
またしてもそればかりが頭に浮かびました。
糸井さんはぼくを見て
「おっ、来た来た」と喜んでいます。
ぼくは糸井さんが喜べば喜ぶほど苦しかったです。
糸井さんが、箱を開けました。
糸井さんが、黙りました。
糸井さんの笑顔が、消えました。
「‥‥なんで3つなんだ? 残りはどうしたんだ?」
ぼくは正直に言いました。
「すいません‥‥残りは‥‥半分に切っちゃったんです」
信じられない、という表情を見せたあと、
糸井さんが口を開きました。
「おま‥‥‥バカやろう!!!」
部屋に糸井さんの声が響き渡りました。
その後、何人かの先輩たちが、
ぼくに教えてくれました。
糸井さんが、瞬間的にせよ、誰かに向かって
「バカやろう!!」と声を荒げるのは、
これまで聞いたことがないと‥‥。
それほどまでに、
あのおまんじゅうは、特別だったのです。
ぼくは、謝りました。
どんなふうになにを言ったか、ほとんど覚えていません。
あんなに本気で謝ったのは、
高校生のとき以来だと思います。
ひとしきり謝ったあと、
その場に同席していた山下さんが、
こんなふうに言いました。
「これがほんとの『まんじゅう怖い』だね、じゅんぺい」
まわりは大爆笑です。
もちろんぼくは笑えません。
『まんじゅう怖い』というのは、落語の古典です。
男仲間が集まって、
みんなで「自分が怖いもの」を話し合います。
ある者は蛇。ある者は蜘蛛。
そんな中、一番嫌われている男が
「オレはまんじゅうが怖い」と言い出します。
周りは、この男の怖がっている顔を見たいと、
町中のまんじゅうを買ってきて、
寝ている枕元に置いておきました。
やがて、男が目を覚まし、
「うわぁー! まんじゅうだー! 怖いよー!」と
寝室から叫び声が聞こえてきます。
周りはしてやったりと、笑い合います。
しかし、様子がおかしいと思い、見に行くと
男はまんじゅうを口いっぱいにほうばっていて、
「あとは、熱いお茶が一杯、怖い」という話です。
ぼくは、落語をよく観に行くので、
それを知っている山下さんが、
「これがほんとの『まんじゅう怖い』」と
その場を収めるように、言ってくださったのです。
おかげでその場は笑いに包まれました。
しかし、糸井さんに笑顔はありませんでした。
「まんじゅうは、別だ!」と
大統領は、力強く、おっしゃいました。
ほんとうに申しわけありません、大統領。
切っていないまんじゅう3個のうちの2個は
糸井さんのご配慮で、
なかしましほさんがお持ち帰りになりました。
糸井さんは、残った1個と、
切っちゃったまんじゅうを1個、
お持ち帰りになりました。
ぼくは、それから3日間ほど、
「まんじゅうを切っちゃった人」として
生きることになりました。
まったく関係ないミーティングでも、
いじられてしまいます。
お客様のギターを持ってきて欲しいと言われたときも、
「半分に切るなよ」と釘を刺されます。
ハンバーガーを買ってきて欲しいと言われたときは、
「縦じゃなくて、横に切ってあるやつな」と
うまいこと言われてしまいました。
そのたびに、ぼくの頭にあのことばがよみがえります。
「ああ、なんで切っちゃったんだ!」
後日談になりますが、
山口さんには怒られませんでした。
糸井さんからも、その夜のうちに
「心配しなくて大丈夫」という
お許しのメールをいただきました。
ふたつに切ったまんじゅうも、
くっつけて蒸したところ、
とってもおいしく食べることができたそうです。
ああ、ほんとうによかった。
しかし、「まんじゅう」とか「虎」とか聞くと、
いまだにビクビクしてしまいます。
そして、この話を読んでいただいておわかりの通り、
とらやのみなさんはこの事実を知りません。
もし、この文章を読んでくださったなら、
あの日、起こったことの一部始終を
ここではじめて知ることになります。
とらやのみなさん、
心から、深く深く、お詫び申し上げます。
本当に申しわけありませんでした。
ぼくは今、真剣に、まんじゅうが怖いです。
おあとが‥‥
ぜんぜん、よろしくないですね‥‥。
(おしまい ※おつかれ、JP。)