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ホリ |
とにかくこの手帳はすごいですよ!
ぼく、販促用のノベルティーをつくる会社で
1年間働いていたことがあるんです。
手帳が180度開いて元に戻らないところとか、
この紙の薄さであまり裏写りがしないところとか。
たしかに、こういうところって大事だよなと思って。
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―― |
ホリさんは、
手帳やカレンダーをつくったことがあるんですか。 |
ホリ |
ええ。その会社にいた頃、
まだ携帯にカレンダー機能がついていなかったので
電話をしながら使えるように
カレンダーがついている付箋をつくったんです。
けっこう需要もあったし、好評だったんですよ。
ちなみに、その付箋、アマチュアの頃、
会社で働きながら
ホリプロのネタ見せに行ってたとき、
クワバタオハラさんに
「ホリくん、これメッチャ便利やわー!」
って褒められました(笑)。
紙や印刷の仕事って、なにかと大変じゃないですか。
手帳やカレンダーをつくるのって、
さらに面倒なこともいっぱいあるじゃないですか。
手帳をつくって、
こんなに細かいお客さんからのリクエストに
応えているところが
とにかくすごいと思ったんです。
糸井さんって今はコピーだけじゃなくて、
このような商品開発のようなことも
されているんですか。 |
―― |
そうですね。
手帳だけではなくて、タオルやハラマキなど
いろいろと商品もつくっています。 |
ホリ |
ぼく、もともと商品開発をやりたかったんです。
ポイ捨てしないための携帯灰皿を
どうしたらいいのかとか、
中国や韓国の工場で作ると、
これだけ安いみたいなことをやってましたけど、
なんか違ったんだなぁ。
「これおもしろいですよね」って言っても、
「いや、おもしろいのは必要ない」って
言われたりして。
大爆笑とったからって、
会社で仕事ができる人ということには
ならなかったんです。
糸井さんの事務所に就職したら、
ものまね芸人にならなかったかもなぁ。
まあ、行ってても
落とされてたかもしれませんけど(笑)。 |
―― |
いつでもお待ちしています(笑)。
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―― |
実際に手帳を使ってみていかがですか。 |
ホリ |
まだね、うまく使いこなせてない気がするんです。
普通に予定を書いているばかりで‥‥。
でも、使いやすいですね。
いろいろ書いても裏写りしないですし。
一番頭に月間のカレンダーがあるから
パッと見れるのはいいかな、と。
最初に仮のスケジュール言われたらここに書いて、
決まったら細かいことを
1日ページに書くって感じなんです。
みんなどうやって使っているんですか。 |
―― |
(手帳クラブに届いた使い方を説明すると‥‥) |
ホリ |
すごいなー。
そうか。ネタを思いついたときに
書いときゃいいんだな。
自分で何のネタをやったかよく覚えていないんです。
ネタのなかでもよく使う人たちは限られているのに、
何をやったか覚えていなくて‥‥。
そういうのを書いておけばいいんだ。
左側に予定書いて、
右側にネタを書くってできますもんね。
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―― |
書くスペースはたっぷりあるので
ぜひ使ってみてください。
ふだんネタづくりはどのようにしているんですか? |
ホリ |
ネタはつねに考えています。
「あ、この人こんなこと言ってたんだ」
「この人こんなことやってたんだ」
みたいな話が気になったら、
それをもとに作ってみたり。
例えば、話を聞かない人っているじゃないですか。
でも、話を聞かない人にもいろんなタイプがいて、
相づちが早い人、適当に返事してる人、
聞いてるだけの人。そういうタイプ別に分けて、
それをどの芸能人が当てはまるかやってみたり。
でもあんまりメモをとっていないので
メチャクチャ適当なんですよ。 |
―― |
(笑)。
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ホリ |
さっきしゃべっていた役のはずなのに
立ち位置や目線が逆になってることがあるんです。
たまたまそのキャラクターが
自分の中にちゃんと入っていて、
できていることもあるので
なんとかなっていたりもするんですけど(笑)。
セリフも正確じゃないですしね。
(ものまねをしながら)
「そんなこと言ったってしょうがないじゃないか」
というセリフをえなり君の代表作のように
言ってますけど、えなり君に
『(ドラマ)渡る世間は鬼ばかり』では
そんなことを言っていないって言われたり。
(ものまねをしながら)
「ちょっ、待てよ」というのも、
木村拓哉さんは言ってないという話ですし‥‥
たまたまものまねをした人のイメージと
合ってたという場合はウケているんですね。
だからネタを作るときは
友達としゃべってみて台本にするんです。
いらなくなった紙にバーッと書いて、
クリアファイルに入れるので
何日に何をやったかわかんなくなっちゃう。
これからはちゃんと手帳にまとめよう。
ものまねやネタとか、
この番組でこれをやったとか。
このあと、打ち合わせがあるので、
さっそくそうやってつかってみます! |
―― |
ぜひいろいろと試してみてください!
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